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2018年10月公開 2024年7月更新


女優・歌手 シルビア・グラブさんの子宮筋腫治療の体験談
“自分の身体と向き合う“、それが治療への第一歩


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私が受けたUAE治療のようす
手術前の医師とのコミュニケーションはたっぷりあったので、怖がりな私の不安を減らしてくれました。手術を受けることの不安を口にすると、「プロのスペシャルチームで行うから安心して!」と力強く言っていただいたので、「任せよう!」と思ったのを覚えています。
手術は局所麻酔で行ったため、術中も意識があったのですが、手術中も声がけしていただいて安心に過ごせました。これが手術中のコミュニケーションというものなんだなと思いましたね。また、繊細なことをしている様子をモニターで見て、プロは凄いなぁと感服していました(笑)。手術が進んでいく間に、そんな余裕が出来ていたのですね、今思うと。
術後は、事前に説明されていた術後の起こりうる症状通りに発熱して、数日間はお腹の痛みに悩まされました。痛み止めは処方されていましたが、それでも痛くて何度かナースコールを押しちゃいました・・・。2日後にはほぼ改善して、3日目には退院できました。
数日間は食欲がなかったのですが、入院中はなぜか病院の売店で売っているアイスキャンディーが美味しく感じて・・・(笑)、すごくたくさん食べた記憶があります。なんだったんでしょうね。
退院してからも食事をすると腹部の圧迫感がありましたが、処方された痛み止め薬を活用しながら過ごしました。お芝居などの仕事でも座ってできるものには、手術後2週間程度で復帰できました。結果、仕事への影響はほぼなかったです。

退院後の経過
手術後の1ヵ月検診では筋腫の変化はあまり見られなかったのですが、3ヵ月後には半分くらいに小さくなっていました。治療前に気になっていた下腹部のふくらみもなくなりました。すごく嬉しかったですね。一方で、一時的に生理が止まり更年期症状のような身体に熱を感じることがありましたが、しばらくすると生理が復活して症状も治りました。それからは手術前と比べると生理痛もなく、出血量も減っています。トイレに行く回数もかなり減りましたね。治療を受けてから約9ヵ月経っていますが、現在は子宮筋腫の症状を気にすることなく日常生活を送れています。
治療しないであのままでいたらと思うと、不安ばかりの毎日だったと思います。UAE治療が終わった今は、治療法の提示から、術前術後のサポート、そして手術をしてくれた先生方に感謝しかないです。私は治療を受けて本当に良かったと思っています。

子宮筋腫を抱えている人に伝えたいこと
子宮筋腫治療には私がうけたUAE治療の他にもさまざまな治療法があります。どの治療にも良い面、悪い面があると思いますが、私は治療方法を自分で選択できたことをうれしく思っていますし、その選択としてUAE治療を選んだことに満足しています。ただ、人によって合う治療法は異なると思います。私は今回UAE治療を選択しましたが、患者さんがすべての治療法を提示されたうえで選択できることが大事だと思っています。
少しでもおかしいと思ったらまずは検査に行って、自分の身体を知っておくことが本当に大事だと思います。自分にとってハッピーでいられる方法は沢山あると思いますので、できれば定期的に検査を受けて、プロの先生に相談し、自分の身体と向き合うことが大切だと思います。

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