子宮筋腫の子宮動脈塞栓術(UAE)~治療の実際と対象となる患者さん (後)
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子宮筋腫の子宮動脈塞栓術(UAE)~治療の実際と対象となる患者さん 後編 | インタビュー

これまでにUAEを受けた患者さんはどのくらいいらっしゃいますか?

日本での認知度はまだ低く、患者数は決して多くはありません。

日本には10万人以上の子宮筋腫の患者さんがいるといわれていますが、さまざまな治療法があるなかでもUAEの対象となる患者さんが限られていることと、日本でこの治療法の認知度が低いため、UAEを受けた患者さんの数はそれほど多くありません。私たちの施設では、2016年から現在(2020年1月末)までで40数例です。世界では毎年約2万5000人もの女性が受けている治療なのですから、今後、日本でももっと増えていくことと思います。

最後に、UAEに関心のある患者さんにアドバイスをお願いします。

UAEも検討していることを婦人科医師に伝え、治療法を相談してください。


MRI


患者さんがUAEを検討している場合には、ぜひそのことを婦人科医師に伝えてください。
子宮筋腫の治療法はいろいろあります。そのなかで適応となる治療はどれなのか、UAEも含めてどの治療が適しているのか、婦人科医師とよく相談し納得したうえで治療を受けることが大切です。

UAEを受けられる場合には、婦人科医師と治療を行う放射線科医師がよく連携している医療機関を選んでください。私たち放射線科のIVR専門医と婦人科医師、その他の医療スタッフとのチーム医療により、治療前の確認をしっかり行い、治療後もチームでフォローすることで合併症のリスクを減らしています。

今回のインタビューを読んでUAEに関心をもったという方は、かかりつけの婦人科やUAEの治療実績のある病院に相談してみてはいかがでしょうか。

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2018年10月公開
2020年7月更新