知りたいことば

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2020年11月公開

更年期


更年期とは、閉経の前後の約5年間をさすといわれています。


女性は成長していくと、卵巣からエストロゲンという女性ホルモンが分泌されるようになり、思春期を迎えると「月経」が始まります。
エストロゲンの分泌は20~30歳代にかけて活発になりますが、40歳を過ぎるころから徐々に減少し、卵巣の機能も低下していきます。卵巣の機能が低下するにつれ、月経不順、無月経などが起こることがあり、この時期がおよそ更年期の始まりで、やがて「閉経」を迎えます。
閉経とは然るべき年齢の方が1年間月経のない状態のことです。日本人では40歳以上の方が1年間月経がないと閉経としています。日本人の閉経年齢は約50歳といわれているので、45~55歳の年齢の方の多くが更年期を迎えていると考えられます。
エストロゲンは女性の体のいたるところで働いているので、エストロゲンが減ることで、さまざまな症状が現れることがあります。これを更年期症状と呼び、代表的な症状に次のようなものがあります。
・ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)、発汗など
・めまい、動悸、頭痛、肩こり、腰痛、関節の痛み、冷え、疲れやすいなど
・眠れない、気分の落ち込み、イライラする、意欲の低下など

更年期症状をまったく感じない人がいる一方、日常生活に支障をきたすほどの症状があらわれる人もいます。そのようなケースは更年期障害と呼ばれ治療の対象となります。
治療には、生活習慣の改善や薬による治療などがあります。また、他の病気にもなりうる年代でもありますので、気になる症状があれば婦人科を受診して相談してみましょう。




※このコンテンツは産婦人科の先生にアドバイスをいただき作成しています。